zoxide:ディレクトリ移動を効率化するコマンド

目次
zoxideコマンドについての概要と詳細
zoxideコマンドとは
zoxide
コマンドは、コマンドライン上でのディレクトリ移動を効率化するための現代的な高速ジャンプツールです。従来の cd
コマンドの代替や、autojump
・z
などに着想を得て開発されており、よく使うディレクトリへの移動を「部分一致」や「賢いランキング」で瞬時に行えます。Bash、Zsh、Fish、PowerShellなど、ほとんどのシェルで利用できるマルチプラットフォーム対応のツールです。
主な用途
- よく使うディレクトリへの瞬時ジャンプ
- 過去にアクセスしたディレクトリの履歴を活用した効率的な移動
- プロジェクトごとのディレクトリ間を素早く移動したい開発者や運用管理者
主な特徴
- 部分一致・ファジーマッチ:ディレクトリ名の一部だけで素早く移動
- ランキング学習:アクセス頻度や最新の利用状況を自動で学習し、最適な候補へジャンプ
- 高速動作:大規模なディレクトリ構造でも遅延なし
- シェル補完対応:Tab補完や履歴表示が可能
- マルチプラットフォーム:Linux、macOS、Windows(WSL/PowerShell)すべてに対応
基本的な使い方
zoxide init [シェル名] > ~/.zoxide.rc source ~/.zoxide.rc
z foo
:履歴から「foo」を含む最も関連性の高いディレクトリへジャンプz ~/project
:絶対パス指定も可能zi bar
:インタラクティブモードで候補から選択(fzf連携も可)zoxide query bar
:「bar」を含むディレクトリのパスを表示zoxide add /path/to/dir
:手動でディレクトリを履歴登録
主なオプション一覧
オプション/サブコマンド | 説明 |
---|---|
z [キーワード] | キーワードにマッチするディレクトリへジャンプ |
zi [キーワード] | インタラクティブ選択(fzfなどと組み合わせ可) |
zoxide add [パス] | ディレクトリを手動で履歴登録 |
zoxide query [キーワード] | 履歴から候補を表示 |
zoxide remove [パス] | 履歴から削除 |
zoxide init [シェル] | シェル初期化スクリプト出力(bash/zsh/fish/pwsh等に対応) |
zoxide import [autojump/z/jump] | 他ツールの履歴をインポート |
インストール方法
RPM系(RedHat, CentOS, Fedoraなど)
$ sudo dnf install zoxide
Debian系(Debian, Ubuntuなど)
$ sudo apt install zoxide
それぞれ公式リポジトリがない場合はGitHubからもダウンロード可能。
zoxideの活用ポイント
- ディレクトリ移動が多い開発者・管理者の作業効率を大幅アップ
- 履歴や部分一致検索で複雑なパスもすぐにアクセス可能
- fzf等のランチャーやシェル補完と組み合わせれば更に便利
まとめ
zoxideコマンドは、ターミナル作業における「cd」の常識を変える革新的なディレクトリ移動ツールです。コマンド履歴と賢いランキングを活用し、作業効率・快適さを劇的に向上させてくれます。現代的CLI環境にはぜひ導入をおすすめします。